RICOH GRⅢで撮影する横浜の風景写真|作例も豊富に紹介!
RICOH GRⅢを使って横浜の街を撮影してきました。GRⅢは気になってるけど風景写真はどんな感じで撮れるの?スナップ写真向きって言うけど風景は苦手なの?モノクロ専用カメラなの?
そうした悩みを持ちながら購入を躊躇っている方も少なくないと思います。またGRⅢをすでに購入された方の中にも作品の領域を広げてみたい。いつもとは違った写真を撮ってみたい。そう考えている方もいると思います。
今回はそうした疑問や要望に応えるために、RICOH GRⅢを使用して横浜の風景を撮影したらどんな写真が撮れるのか!?作例を含めてご紹介していきます。良かったら最後までお付き合いくださいね!
横浜という都市の歴史
GRⅢで撮影した横浜の写真を紹介する前に、今回の撮影の舞台である横浜の歴史を簡単に紹介します。
全国市区町村でトップの人口
2020年に総務省統計局が行った国勢調査結果によれば横浜は人口377万人を越え、全国市区町村でトップの大都市となっています。そんな横浜はどんな歴史を持っているのでしょうか。
もともとは村だった
横浜はその名の通り埋め立てられる前は横に長い浜の形をした村でした。1858年に締結された日米修好通商条約により、開港場を横浜に設置するため横浜村の周辺を埋め立てることとなりました。
横浜開港やがて市へ
埋め立て工事後の1859年7月1日横浜港が開かれ、開港後の横浜は急速な発展を遂げました。日本の代表的な港湾都市となりました。村から町へ、町から区へ、そして1889年4月1日に横浜市が誕生しました。
横浜中華街が生まれたわけ
横浜に中華街ができたのは横浜開港と大きな関係があります。横浜の港が開かれると諸外国からたくさんの商人が横浜にやってきました。彼らは横浜に進出するために中国人を連れてきました。英語が話せる中国人が日本人と漢字で筆談を交わし取引の仲介を果たしました。
明治初年には横浜の華僑は約1000人となりました。そして旧横浜新田を造成した場所に集まり中華街を形成していきました。
<参考サイト>前編 横浜中華街 今昔 | [公式]横浜中華街の食べる・飲む・買う・楽しむが分かる!400店舗以上掲載!
その後の横浜市の歴史と発展(簡略版)
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1894年横浜港鉄さん橋(大さん橋)が完成
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1911年横浜赤レンガ倉庫竣工
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1923年関東大震災
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1928年3代目横浜駅(現横浜駅)開業
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1941年太平洋戦争
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1945年横浜大空襲→ポツダム宣言
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1956年政令指定都市となる
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1961年マリンタワー開業(2009年5月リニューアルオープン)
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1962年港の見える丘公園完成
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1978年大通り公園・横浜スタジアム完成
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1989年横浜ベイブリッジ開通
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1990年よこはまコスモワールド開園
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1993年横浜ランドマークタワー開業
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1999年横浜ワールドポーターズ開業
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2002年横浜港大さん橋国際客船ターミナルオープン
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2011年カップヌードルミュージアム横浜開業
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2019年横浜ハンマーヘッド開業
<引用元>横浜の歴史となりたちをわかりやすく紹介 WEB版歴史博物館
RICOH GRⅢで横浜を撮る!
横浜の都市の歴史をかなり簡単におさらいした上で、ここからはいよいよGRⅢで撮影した横浜の写真を紹介していきます。その前にRICOH GRⅢについてもっと知りたい!という方はこちらの記事も是非読んでみてくださいね。
夕方の横浜港からランドマークタワーなどのビル群を撮る!(作例:その①)
作例その①はGRⅢで撮影した海越しに隠れる寸前の太陽とランドマークタワーなどのビル群の写真です。歴史を振り返りながらこの写真を見ると、この風景はかつて横浜村だった場所からの変化がいかに大きいものかを感じさせます。
GRⅢはあまり風景写真のイメージは強くないと思いますが、横浜の夕景を楽しく撮影することができました。出かける際に気張らずにポケットやカバンにGRⅢを詰め込んで、撮りたいと思った時に素早く撮影できる気楽さが魅力なんですね。
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横浜の夜景を撮る!(作例:その②)
作例その②はGRⅢで三脚などは使用せずに撮影した横浜の夜景の写真です。空のグラデーションや光など結構きれいに撮影できます。ただ夜景はさすがに三脚を使ってシャッタースピードをもっと遅くして撮影することがおすすめです。
GRⅢはモノクロ写真に強いカメラと言われていますが、強力なイメージセンサーはカラー写真にも威力を発揮します。引き締まった重みのある写真が撮れる印象です。
横浜の夜景をぼかして撮る!(作例:その③)
作例その③はGRⅢで撮影したぼかした横浜の夜景の写真です。ぼかした写真を撮るための適切な撮影方法があると思いますが、この時は近距離にピントを合わせたままシャッターを切っただけです。
それでも中央の球ボケがカラフルに出て、普通に撮影した夜景よりも横浜の煌びやかさが表現できた写真になりました。タイトル画像も同様の方法で撮影した写真です。
横浜中華街を撮る!(作例:その④)
作例その④はGRⅢで撮影した横浜中華街の写真をコラージュしてみました。イメージコントロールでモードを変更したり、ブラックミストフィルターを使用したりすることで、多様な表情の写真を撮影することができます。
横浜中華街は海辺の港から見た横浜とは全く違う横浜を味わうことができます。GRⅢを持って横浜中華街を散歩すれば、食べる楽しみに撮影する楽しみも重なりますね。
横浜の夜をモノクロで撮る!(作例:その⑤)
作例その⑤はGRⅢで撮影した夜の横浜の写真です。購入したばかりの頃の作例で特別な設定も適切な調整もできていません。GRⅢ自体の魅力によって夜の危うさや空気感が増していると感じられます。
ですがこのような適当な撮影方法で夜の撮影に臨むと画像を大きくすると荒れます。良い写真を撮影するためには、事前の準備と知識や経験が本当に大切ですね。
小雨降る横浜公園を撮る!(作例:その⑥)
最後の作例その⑥は小雨の降る日にGRⅢで撮影した横浜スタジアムのある横浜公園の写真です。どんよりとした空気感が、GRⅢの描写力によってどこか郷愁を誘うような写真にしてくれました。
何気ない風景を切り取るGRⅢのスナップシューターとしての魅力はきっとまだまだこんなものではありません。
まとめ
今回は横浜の歴史をごく簡単におさらいした上で、RICOH GRⅢで横浜の風景写真を撮影した作例を6点紹介してきました。
RICOH GRⅢの購入を検討してる方、そしてすでにGRⅢを愛用されている方に少しでも参考になれば幸いです。お気に入りのカメラを持って歴史ある横浜に出かけて、撮影も是非楽しんできてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!