kame no hiruneのブログ

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RICOH GRⅢで撮影する「梅雨の紫陽花」作例で画質を確認!

 

庭先に咲く梅雨の紫陽花の写真

RICOH GRⅢの購入を考えているけど、実際のところどんな写真が撮れるのかわからない。ちょこちょことGRⅢの作例を見るけど、花を撮影した画像があまり見つからない。モノクロに強いカメラって聞くけどカラーはどうなの!?

そうした悩みや疑問を解消するために、今回はRICOH GRⅢを使用して梅雨の紫陽花を撮影するとどんな写真が撮れるのか、作例を含めてご紹介していきます。良かったら最後までお付き合いくださいね!

 

 

紫陽花のコラージュ写真ボード

紫陽花のコラージュ

GRⅢで紫陽花を撮る!

せっかくGRⅢを手に入れても、天気の悪い日が多い梅雨時期は遠出しての撮影の機会は減少しがちです。ですが、梅雨に入ると日本中街の至る所に紫陽花が咲き始めます。みなさんの側でも紫陽花なら庭先や公園など容易に見つけることができるでしょう。

手に入れたカメラで自分の思い描く良い写真を撮影するには、まずカメラの特徴や機能を理解する必要があります。そしてそのためには説明書やネット記事を検索するよりも、カメラをたくさん触って撮影をしてみることが一番の近道になります。

GRⅢと梅雨空は相性が良い

GRⅢはコンパクトデジタルカメラのカテゴリーに属するカメラです。コンパクトデジタルカメラ一眼レフカメラと比べると小型かつ軽量で、パッと見はさほど本格的なカメラには見えません。

ですがGRⅢは一眼カメラで一般的な、APS-Cセンサー相当の大型イメージセンサーを搭載しています。イメージセンサーは大きさに比例して内包できる情報量が増えるので、この大型センサーによってGRⅢの画質の良さは支えられています。

また搭載されている画像処理エンジン(GR ENGINE 6)の性能向上により、暗い場所の撮影でも美しい撮影を可能としています。その指標となる最高ISO感度は102400と、ハイクオリティな高感度耐性を実現しています。

この二つのGRⅢの心臓部があることで、梅雨時の薄暗さの中でも高精細な写真を撮ることを可能としているのです。

GRⅢと花の相性が良い

GRⅢはモノクロ撮影に多く使用されており、モノクロ写真の格好良さは群を抜いています。ですが、花のように緻密で色彩豊かな被写体とも相性が良いカメラです。

マクロ撮影モードをオンにして、通常より花に近づきます。そして取り込む光の量を若干少なめに絞り、ピントを合わせて撮影してみて下さい。

きっとGRⅢが映し出す花の描写が生き生きと感じられるはずです。

GRⅢと紫陽花の相性が良い

GRⅢも他の高級カメラと同様に個性のあるカメラです。個性があるということはどうしても、好きな人とそうでない人とが分かれてくるということです。

ですがGRⅢで梅雨の紫陽花を撮影した写真は、スマートフォンでは撮れなかった表現の花の写真が撮れた初めての経験でした。

明るく爽やかなイメージとは少し違った、やや哀愁を帯びた梅雨の空気の中に紫陽花ブルーが浮かび上がる。そんな写真がGRⅢの持つ個性だと感じています。

 

GRⅢで撮影した紫陽花の作例!

ここからはGRⅢで梅雨時に撮影した紫陽花の作例を紹介していきます。GRⅢを購入して2ヶ月程度でカメラの専門知識もないままに撮影した写真の作例です。

単体カメラの初心者でも、GRⅢの操作や設定が少しできるだけで撮れる写真です。参考になれば嬉しいです。

作例①

色づき始めた紫陽花の写真

色づき始めた紫陽花

作例の1つ目は5月26日に撮影した、色づき始めたばかりの若い紫陽花です。どこかあどけなさや可愛らしさを感じる紫陽花です。

作例②

額紫陽花の写真

淡い色の額紫陽花

作例の2つ目は5月26日に撮影した写真です。淡い色の若い額紫陽花をGRⅢのマクロモードで撮影しています。手前の花にピントが合っていて奥へ向かってボケ感が深まっていきます。

作例③

紫陽花と雨に濡れた葉の写真

降り出した雨と紫陽花

作例の3つ目は6月8日に撮影した写真です。葉を濡らしている雨の雫と紫陽花を奥の葉の方にピントを合わせ撮影しました。光量を抑えたことで紫陽花と葉の色が濃く浮かび上がり存在感が増しました。

今にもカタツムリが登場しそうな臨場感をGRⅢならではの描写力が引き出してくれています。

作例④

花飾りの様な額紫陽花の写真

花飾りの様な額紫陽花

作例の4つ目は6月19日に撮影した写真です。額紫陽花の花びら一枚一枚が絶妙なバランスで重なり、まるで精巧に作られたアクセサリーのようにも思えます。

わずかな色のムラをしっかりと映し出せるのも、GRⅢのすぐれたイメージセンサーと画像処理エンジンのなせる技です。

作例⑤

雨に濡れた紫陽花の写真

雨に濡れた紫陽花

作例の5つ目は6月19日に撮影した写真です。降り出した雨の水滴が紫陽花の花びらに落ちている様子をマクロ撮影しています。

紫色のグラデーションの色味とうっすらと入る葉脈の模様の描写が薄暗い場所でも力を発揮するGRⅢならではかなと思います。

作例⑥

陽射しのスポットライトを浴びる紫陽花の写真

陽射しのスポットライトを浴びる紫陽花

作例の最後は7月2日に撮影しました。今回ご紹介した6つの作例の中では一番紫陽花らしい紫陽花の写真になっていると思います。

木の隙間から入る陽射しのスポットライトを浴びた紫陽花の花びらが綺麗で、思わずGRⅢをポケットから取り出しシャッターを切りました。

心が動いた瞬間が消えないうちに被写体をとらえる軽快さがGRⅢの最大の長所です。

 

【GOOPASS】サブスクでGRⅢを使ってみる!

 

まとめ

今回は梅雨時にGRⅢで撮影した紫陽花のカラー写真にフォーカスして作例を中心に紹介してきました。スナップシューターと呼ばれるGRⅢは、ポケットサイズの本格カメラとしてすでに多くのユーザーに支持されているカメラです。

特にモノクロ写真の評価が高いカメラですが、私はGRⅢで撮影するカラー写真にも魅力を感じています。「梅雨の紫陽花」という表情豊かな被写体を通してGRⅢの新しい魅力を感じて頂けたら幸いです。

最後まで読んで下さりありがとうございました!