二宮町のガラスのうさぎ像と千羽鶴からつなぐ平和への願い
神奈川県の西湘エリア中郡に二宮という人口約2万7000人の町があります。大磯町と隣接し平塚市と小田原市の間に位置しています。
今回はその二宮町にあるガラスのうさぎ像と8月に飾られる千羽鶴についてご紹介していきます。ガラスのうさぎはどんな意味のある像なのか、なぜその場所に千羽鶴が飾られているのか、詳しく解説していきます。
忙しい日々の中にあると、平和や戦争について考える機会はつい少なくなります。ですが私たちが幸せに暮らしていく上で、最も欠かせないものの一つが平和です。もし良かったらこの機会に、今一度平和について一緒に考えていきましょう!
目次
ガラスのうさぎ像について
ガラスのうさぎ像はJR東海道線の二宮駅南口の階段を降りてすぐの場所にあります。ではいつ頃なぜこの場所にこの像が建てられたのでしょうか?
ガラスのうさぎの基本情報
- 建立年月日 :1981(昭和56)年8月5日
- 建立者 :「ガラスのうさぎ」像を二宮駅に建てる会
- 製作者 :圓鍔勝三 氏
- 住所 :神奈川県中郡二宮町二宮838付近
- お問い合わせ:二宮町総務部総務課庶務人事班 電話: 0463-71-3315
参考サイト:総務省|一般戦災死没者の追悼|ガラスのうさぎ像
ガラスのうさぎ像の由来
ガラスのうさぎ像の由来について、この像のすぐ傍に記念碑文としてこのように記されていました。
太平洋戦争終結直前の昭和20年8月5日、ここJR二宮駅(当時国鉄)周辺には艦載機P51の機銃掃射を受け、幾人かの尊い生命がその犠牲となりました。
この時、目の前で父を失った12歳の少女が、その悲しみを乗り越え、けなげに生き抜く姿を描いた戦争体験記「ガラスのうさぎ」(高木敏子さん著)は国民の心に深い感動を呼び起こし、戦争の悲惨さを強く印象づけました。
この像は、私たち二宮町民が平和の尊さを後世に伝えるために、また少女を優しく励ました人たちの友情をたたえるために、多くの方々のご協力をいただき建てたものです。
少女が胸に抱えているのは、父の形見となったガラスのうさぎです。
引用元:ガラスのうさぎ | 二宮町
1945(昭和20)年の8月5日というと、78年前の終戦から数えて10日前にあたる日です。その頃と比べると人々の生活は大きく変わっています。戦時中の実体験を語って下さる方も少なくなってきました。
それでも私たちにとって戦争が大きな脅威であることは少しも変わりません。平和の尊さを忘れることなく、「ガラスのうさぎ」著者の高木敏子さんからのバトンをつないでいけたらと思うのです。
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ガラスのうさぎ像と千羽鶴の関係
町民有志の寄付で建てられたガラスのうさぎ像を千羽鶴で彩るようになったのは2009年の夏からのことです。二宮町内外の個人や学校、団体が「平和への思いを次世代につなぎたい」との願いを込めて、毎年約5万羽にもなる鶴を持ち寄り8/1〜8/15の間、飾り付けを行うようになったそうです。
また二宮町では、この二度と戦争を繰り返してはならないという願いのもと毎年8月5日に「平和と友情のつどい」を開催しています。
ガラスのうさぎの関連作品
児童文学作家の高木敏子さんによって書かれたノンフィクション文学「ガラスのうさぎ」は三度に渡り映像化もされています。
- 「東京大空襲 ガラスのうさぎ」(1979年公開 実写映画)
- 「銀河テレビ小説 ガラスのうさぎ」(1980年放送 NHKテレビドラマ)
- 「アニメ映画 ガラスのうさぎ」(2005年公開 長編アニメーション映画)
二宮町は平和と菜の花の町
二宮町と平和
1981年に有志の住民達によってガラスのうさぎ像が建てられ、その翌年の1982年には二宮町議会にて「平和都市宣言」が決議されました。
また二宮町は、2014年に平和首長会議(166カ国8271都市参加※2023年8月現在)の基本理念・活動に賛同し加盟することとなりました。
8月5日に行われている「平和と友情の集い」は、2023年まで第32回に渡り開催されています。
参考サイト:二宮町の歴史 | 二宮町
二宮町の菜の花
二宮町はすぐそばの海や少し離れた箱根や丹沢の山々に囲まれており、豊かな自然を味わうことのできる町です。
ガラスのうさぎ像のある南口とは反対の北口を降り少し歩くと、二宮町の人気観光スポットである吾妻山公園があります。吾妻山公園の山頂(標高:136.2M)からは海と山の眺望が楽しめて圧巻です。
また吾妻山公園の山頂に咲く菜の花ウォッチングはとても人気があります。見頃の1月〜2月を迎えるとたくさんの観光客が訪れる場所となっています。
まとめ
今回は神奈川県西湘エリアの二宮駅にあるガラスのうさぎ像と平和についてを中心に
を紹介してきました。
私は戦争を実体験としては知らない世代ですが、幼少期から人や作品を通して戦争や平和について触れる機会が度々ありました。戦争の怖さや平和の尊さは忘れてはいけないものなのだと、私の心につないでくれたのです。
人類の歴史は争いの歴史でもあると言われます。だからこそこの過ちや悲劇を繰り返さないように、多くの方が辛い記憶を呼び起こし私たちに作品や談話を通して伝えてくれたのだと思います。
長い年月をかけてつないできた方々の平和への願いを、また次の世代へつなげていけるように。日本だけではなく世界中の人々へとつなげていけるように。諦めずにできることを探していこうとガラスのうさぎは教えてくれています。
少しでも二宮町にあるガラスのうさぎ像と平和への願いに興味を持ってくれた方がいたなら幸いです。最後まで読んで下さりありがとうございました!
RICOH GRⅢが捉えた雨の日の写真|街の風景や花の作例を紹介!
せっかくのお休みに雨が降るとがっかりしてしまいますよね。遠方への観光も近場での買い物も、傘を持ってのお出かけは煩わしさが伴います。
ですが、雨は私たちが生きていく上で欠かせない恵みです。地球のあらゆる生物の生態系をつかさどるのが雨です。そればかりか、雨が醸し出す風景は独特な情緒があり多くの芸術作品のモチーフにもなっています。
今回はそんな雨の日にRICOH GRⅢを持って撮影に出かけたらどんな写真が撮れるのか?作例を含めてご紹介していきます。良かったら最後までお付き合いくださいね!
目次
GRⅢは雨に強い!?
デジタルカメラはレンズの付いた精密機械です。精密機械は湿気や水分と相性が良くないことが知られています。まずは雨の日にGR3を持って出かける前に、頭に入れておくべきことを確認していきましょう。
防塵防滴について
GR3は構造特性上の理由から防塵防滴仕様にはなっていないコンパクトデジタルカメラです。つまり他の多くのカメラと同様に雨風や砂埃など過酷な状況での撮影には充分留意が必要です。
特にレンズ周りからの雨や砂埃の侵入を防ぐための対策をして雨の日の撮影に臨みましょう!
雨の日の撮影の準備と対策
対策の一つとして、RICOH純正アクセサリーとして販売されているレンズアダプターGA-1にレンズ保護フィルターを装着して撮影を行うという方法があります。アダプターとフィルターによってレンズ周りがすっぽりと覆われるので、防塵防滴には有効な方法と言えます。
また撮影用途によっては保護フィルターの代わりにブラックミストフィルターを装着して、フィルター効果を楽しむこともできます。できれば防水仕様で出し入れがしやすいバッグやポーチにGR3を入れて、雨の侵入を防ぐ工夫を施しましょう。
GRⅢならではの優位性
あくまでも対策を行なった上で言えることですが、GR3には雨の日の撮影に対しての優位性があります。それは他の一眼レフやコンデジなどの本格的なカメラと比べて大幅にコンパクトで軽量であることです。
コンパクトで軽量であることで、傘をさしながら片手で雨の日の撮影を行うことが可能となります。撮影の合間には素早くポケットやアウターの下にしまうことで雨から守ることもできます。
雨の日の薄暗い環境にも強い
そしてコンパクトさと軽量さを持ちながら暗い場所においても圧倒的な描写力を発揮できる性能を持っています。APS-C大型イメージセンサーは有効画素数(2424万画素)。高性能画像処理エンジン(GR ENGINE6)は最高ISO感度102400を誇ります。
雨の日はどうしても薄暗い環境下での撮影となりますが、GR3の描写力によってその薄暗さを雨独特の情緒ある表現へと昇華することができます。
GRⅢで撮影した雨の日の作例!
ここからはいよいよGR3で雨に纏わる撮影を行った作例を紹介していきます。モノクロとカラーの作例を用意しましたので参考にしてくださいね。
作例①雨の日の赤い薔薇
念願だったGR3を購入して間もないとある4月の雨の日。その日は用事を済ませるため朝から外出していました。GR3で雨を写したらどんな写真になるのだろう?そんな気持ちが湧いてきてバッグの中にGR3を忍ばせました。
道の途中で、雨に打たれている咲いたばかりの赤い薔薇が目に留まりました。バッグの中から素早くGR3を取り出し、傘をさしたままマクロモードで撮影したのがこの写真です。
肉眼では感じ切れなかった雨粒一つ一つが花びらの上に映し出されていて驚きました。
作例②うっすらと雨に濡れた道路を走るバス
雨が小降りとなって少し乾いてきた道路に走り出すバスをモノクロで撮影した写真です。この時はバスのヘッドライトの光を少し柔らかく表現したかったので、GR3にGA-1アダプターとブラックミストフィルターを装着して撮影を行いました。
道路の表面がまだ濡れているのでヘッドライトの光の反射がじんわりと撮影できました。
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作例③雨の日のアガパンサス
雨の降る公園に咲くアガパンサスをGR3のマクロモードで撮影した写真です。アガパンサスは花がたくさん寄り集まって咲くので全体像は結構大きいです。引きで全体を撮影すると雨の水滴は感じられなくなってしまうので、思い切って寄りました。
マクロモードの撮影によって、薄い花びらの繊細さや微妙な色の表情などが浮かび上がりました。GR3のAPS-CイメージセンサーとGR ENGINE6画像処理エンジンの力によって、雨の情緒が引き出された写真となりました。
作例④雨に濡れた紫陽花
作例の最後は雨に濡れた紫陽花の葉をメインにGR3のマクロモードで撮影した写真です。雨の日の薄暗さの中でも、紫陽花の色のグラデーションや細部の造形がしっかりと映し出されています。
緑の葉に雨粒が付いているだけで、晴れの日に撮影した紫陽花とは全く違った印象を与えます。雨の日の紫陽花はこちらの記事で他の作例も紹介しておりますので、良かったらご覧ください。
まとめ
今回はRICOH GRⅢで雨の日に撮影を行う上での注意点と対策を押さえた上で、雨の日に纏わる作例を4点紹介させていただきました。
作例
- 雨の日の赤い薔薇
- うっすらと雨に濡れた道路を走るバス
- 雨の日のアガパンサス
- 雨に濡れた紫陽花
水気や湿気に弱いカメラにとって雨の日の撮影はリスクが伴います。ですが雨の日でしか撮れない写真があります。大切なカメラを雨から守る対策をした上で、雨の日ならではの情緒ある撮影を楽しみたいですよね。少しでも参考になったなら嬉しいです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
RICOH GRⅢで撮影する横浜の風景写真|作例も豊富に紹介!
RICOH GRⅢを使って横浜の街を撮影してきました。GRⅢは気になってるけど風景写真はどんな感じで撮れるの?スナップ写真向きって言うけど風景は苦手なの?モノクロ専用カメラなの?
そうした悩みを持ちながら購入を躊躇っている方も少なくないと思います。またGRⅢをすでに購入された方の中にも作品の領域を広げてみたい。いつもとは違った写真を撮ってみたい。そう考えている方もいると思います。
今回はそうした疑問や要望に応えるために、RICOH GRⅢを使用して横浜の風景を撮影したらどんな写真が撮れるのか!?作例を含めてご紹介していきます。良かったら最後までお付き合いくださいね!
横浜という都市の歴史
GRⅢで撮影した横浜の写真を紹介する前に、今回の撮影の舞台である横浜の歴史を簡単に紹介します。
全国市区町村でトップの人口
2020年に総務省統計局が行った国勢調査結果によれば横浜は人口377万人を越え、全国市区町村でトップの大都市となっています。そんな横浜はどんな歴史を持っているのでしょうか。
もともとは村だった
横浜はその名の通り埋め立てられる前は横に長い浜の形をした村でした。1858年に締結された日米修好通商条約により、開港場を横浜に設置するため横浜村の周辺を埋め立てることとなりました。
横浜開港やがて市へ
埋め立て工事後の1859年7月1日横浜港が開かれ、開港後の横浜は急速な発展を遂げました。日本の代表的な港湾都市となりました。村から町へ、町から区へ、そして1889年4月1日に横浜市が誕生しました。
横浜中華街が生まれたわけ
横浜に中華街ができたのは横浜開港と大きな関係があります。横浜の港が開かれると諸外国からたくさんの商人が横浜にやってきました。彼らは横浜に進出するために中国人を連れてきました。英語が話せる中国人が日本人と漢字で筆談を交わし取引の仲介を果たしました。
明治初年には横浜の華僑は約1000人となりました。そして旧横浜新田を造成した場所に集まり中華街を形成していきました。
<参考サイト>前編 横浜中華街 今昔 | [公式]横浜中華街の食べる・飲む・買う・楽しむが分かる!400店舗以上掲載!
その後の横浜市の歴史と発展(簡略版)
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1894年横浜港鉄さん橋(大さん橋)が完成
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1911年横浜赤レンガ倉庫竣工
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1923年関東大震災
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1928年3代目横浜駅(現横浜駅)開業
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1941年太平洋戦争
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1945年横浜大空襲→ポツダム宣言
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1956年政令指定都市となる
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1961年マリンタワー開業(2009年5月リニューアルオープン)
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1962年港の見える丘公園完成
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1978年大通り公園・横浜スタジアム完成
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1989年横浜ベイブリッジ開通
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1990年よこはまコスモワールド開園
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1993年横浜ランドマークタワー開業
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1999年横浜ワールドポーターズ開業
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2002年横浜港大さん橋国際客船ターミナルオープン
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2011年カップヌードルミュージアム横浜開業
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2019年横浜ハンマーヘッド開業
<引用元>横浜の歴史となりたちをわかりやすく紹介 WEB版歴史博物館
RICOH GRⅢで横浜を撮る!
横浜の都市の歴史をかなり簡単におさらいした上で、ここからはいよいよGRⅢで撮影した横浜の写真を紹介していきます。その前にRICOH GRⅢについてもっと知りたい!という方はこちらの記事も是非読んでみてくださいね。
夕方の横浜港からランドマークタワーなどのビル群を撮る!(作例:その①)
作例その①はGRⅢで撮影した海越しに隠れる寸前の太陽とランドマークタワーなどのビル群の写真です。歴史を振り返りながらこの写真を見ると、この風景はかつて横浜村だった場所からの変化がいかに大きいものかを感じさせます。
GRⅢはあまり風景写真のイメージは強くないと思いますが、横浜の夕景を楽しく撮影することができました。出かける際に気張らずにポケットやカバンにGRⅢを詰め込んで、撮りたいと思った時に素早く撮影できる気楽さが魅力なんですね。
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横浜の夜景を撮る!(作例:その②)
作例その②はGRⅢで三脚などは使用せずに撮影した横浜の夜景の写真です。空のグラデーションや光など結構きれいに撮影できます。ただ夜景はさすがに三脚を使ってシャッタースピードをもっと遅くして撮影することがおすすめです。
GRⅢはモノクロ写真に強いカメラと言われていますが、強力なイメージセンサーはカラー写真にも威力を発揮します。引き締まった重みのある写真が撮れる印象です。
横浜の夜景をぼかして撮る!(作例:その③)
作例その③はGRⅢで撮影したぼかした横浜の夜景の写真です。ぼかした写真を撮るための適切な撮影方法があると思いますが、この時は近距離にピントを合わせたままシャッターを切っただけです。
それでも中央の球ボケがカラフルに出て、普通に撮影した夜景よりも横浜の煌びやかさが表現できた写真になりました。タイトル画像も同様の方法で撮影した写真です。
横浜中華街を撮る!(作例:その④)
作例その④はGRⅢで撮影した横浜中華街の写真をコラージュしてみました。イメージコントロールでモードを変更したり、ブラックミストフィルターを使用したりすることで、多様な表情の写真を撮影することができます。
横浜中華街は海辺の港から見た横浜とは全く違う横浜を味わうことができます。GRⅢを持って横浜中華街を散歩すれば、食べる楽しみに撮影する楽しみも重なりますね。
横浜の夜をモノクロで撮る!(作例:その⑤)
作例その⑤はGRⅢで撮影した夜の横浜の写真です。購入したばかりの頃の作例で特別な設定も適切な調整もできていません。GRⅢ自体の魅力によって夜の危うさや空気感が増していると感じられます。
ですがこのような適当な撮影方法で夜の撮影に臨むと画像を大きくすると荒れます。良い写真を撮影するためには、事前の準備と知識や経験が本当に大切ですね。
小雨降る横浜公園を撮る!(作例:その⑥)
最後の作例その⑥は小雨の降る日にGRⅢで撮影した横浜スタジアムのある横浜公園の写真です。どんよりとした空気感が、GRⅢの描写力によってどこか郷愁を誘うような写真にしてくれました。
何気ない風景を切り取るGRⅢのスナップシューターとしての魅力はきっとまだまだこんなものではありません。
まとめ
今回は横浜の歴史をごく簡単におさらいした上で、RICOH GRⅢで横浜の風景写真を撮影した作例を6点紹介してきました。
RICOH GRⅢの購入を検討してる方、そしてすでにGRⅢを愛用されている方に少しでも参考になれば幸いです。お気に入りのカメラを持って歴史ある横浜に出かけて、撮影も是非楽しんできてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
100均で揃えるおすすめカメラグッズ!安くて役立つもの10選!!
お気に入りのカメラを購入して撮影に出かけるようになると、グッズやアクセサリーも気になってきますよね⁉ただ本格的なカメラを購入した後は、なるべく追加でかかる費用は抑えていきたいところです。
そこで、カメラ購入後に揃えたいカメラグッズの中で、100均で買える役に立つ有能グッズを紹介していきます。カメラ屋さんや家電量販店などで購入すれば数千円するグッズでも大幅に費用を節約できるものもありますので、参考にしてもらえたら嬉しいです。
良かったら最後までお付き合いくださいね!
知っておくべきカメラの性質
単体の本格的なカメラを購入したら、頭に入れておくべきカメラの性質を簡単に紹介します。良きパートナーとしてカメラとの良い関係を長く続けていくために、その性質を理解しておきましょう。
カメラは精密機械である
デジタルカメラはイメージセンサーや画像処理エンジンなど多くの電子的な部品とレンズなどが組み合わさってできている精密機械です。精密機械はその性質を理解して使用・保管することで、良い状態を長く維持することが可能となります。
カメラはほこりに弱い
カメラはほこりに弱いという性質があります。レンズに小さなほこりが付着しているだけで撮影した画像に影響があります。またデジタルカメラの心臓部にほこりが侵入してしまうと、メーカーなどでの修理が必要となることがあります。
カメラは湿気に弱い
カメラは湿気にも弱いという性質があります。意外と思うかもしれませんが、カメラのレンズやセンサーは湿気によってカビが生えてしまうことがあります。一度カビが生えてしまうと撮影した画像にも影響が出ますし、カメラの価値も大きく下がってしまいます。
カメラは衝撃に弱い
アクションカメラなど衝撃吸収性に優れたカメラもラインナップに加わっていますが、基本的には他の電子機器と同様にカメラは衝撃に弱いものとして扱いましょう。強い衝撃が加わればカメラの心臓部や液晶画面など重要な部品が壊れてしまう可能性があります。
- カメラは精密機械である
- カメラはほこりに弱い
- カメラは湿気に弱い
- カメラは衝撃に弱い
これらの特徴を理解した上で、さあいよいよカメラグッズを100均で探してみましょう。
100均カメラグッズ|お手入れ編
100均で手に入るカメラグッズの中から、まずはお手入れに関するグッズを紹介します。
ほこりを吹き飛ばすブロアー
カメラのグッズといえば、まず最初に思い浮かぶのがこのブロアーというグッズです。カメラのほこりに弱い性質も踏まえると、ブロアーはとても重要なカメラグッズといえます。
通常の相場は700円〜2000円程度のものが多くみられます。ですがさすがのダイソー。ブロアーのお取り扱いがありました。しかも2種類!
ブランドや質感にこだわりがなければ、細かなほこりを吹き飛ばす機能を果たします。風量を求めるなら紺の大きめサイズのものを、コンパクトさとブラシ付きを求めるならグレーのものを選ぶと良いです。ブロアー110円(税込)はありがたいですね。
拭き取るならマイクロファイバークロス
カメラのお手入れに最適なのがこのマイクロファイバークロスです。洗剤などを使用しなくても超極細の繊維で織られた布が油汚れやほこりなどを落としてくれます。
カメラに付着した皮脂や手垢などはカビの発生の原因となります。タッチパネル式の液晶の汚れもきれいに拭き取っておきましょう。マイクロファイバークロスもダイソーやSeria、Can Doなどで購入できます。
レンズクリーナー
ブロアーやマイクロファイバークロスで落としきれない汚れについては、レンズクリーナーが役立ちます。液体のものもありますが、持ち歩きを考えるなら個包装のウェットティッシュタイプがおすすめです。
この商品はメガネクリーナーとありますが、カメラのレンズやスマホにも使えるので鞄に入れて持ち歩くと重宝します。こちらのメガネクリーナーもダイソーで購入できます。
100均カメラグッズ|持ち運び・保管編
続いては、100均で手に入るカメラグッズの中から、持ち運び・保管に関するグッズを紹介します。
プラスチックケース
100均で買えるカメラグッズの中でも、特に100均らしい商品がこのプラスチックケースです。100均のプラスチックケースはサイズ・形状の展開が豊富なので、ご自身のカメラのサイズと用途に合わせて選ぶことができます。
カメラ保管専用の防湿庫などは高価なものも多くなるので、最初は100均のプラスチックケースで工夫しながら代用するのもありだと思います。ダイソー・Seria・Can Doなどでどこでも購入できます。
除湿剤・乾燥剤
100均のプラスチックケースなどでカメラを保管する場合、その中に入れておいた方が良いのが防湿剤・乾燥剤です。カメラにとっての天敵であるカビから守るために、湿気対策を施しておきましょう。
衣類用・食品用など種類はありますが、ダイソー・Seria・Can Doなどで購入できます。
液晶保護フィルム
デジタルカメラはファインダーではなく液晶の画面を確認して撮影するタイプも多くみられます。撮影前後の確認の際に液晶画面が傷ついていたり割れがあったりするとしっかり画像が確認できなくなってしまいます。傷つく前に対策しておきましょう。
ダイソー・Seriaなどで購入できますが、ちょうどぴったりのサイズはなかなか見つからないので、カットするなどして工夫して使いましょう。
メモリーカードケース
SDカードやmicroSDカードなどのメモリーカードも枚数が増えてきたら、こうした専用ケースがあると便利です。せっかく撮影した大切な画像が行方不明にならないように、わかりやすく保管しましょう。こちらのメモリーカードケースはダイソーで購入できました。
100均カメラグッズ|撮影編
締めくくりは、100均で手に入るカメラグッズの中から撮影の前後に役立つグッズを紹介します。
ミニ三脚
三脚は夜景など長時間露光で撮影したいときや撮影者も一緒に写真に映りたい時などに役に立つグッズです。特にフレキシブルミニ三脚は軽量でコンパクトなので持ち歩きにおすすめです。
ダイソーでは残念ながら100均商品ではなかったですが、220円(税込)で購入できます。相場は2000円〜3000円程度なのでコスパは高いグッズです。
フォトフレーム
良い写真が撮れた時や、記念の写真などはフォトフレームに入れて飾るのも楽しいですよね。100均のフォトフレームはサイズや額の素材バリエーションも豊富です。
今はスマートフォンの中で楽しむことの多くなった写真ですが、とっておきの写真をプリントしてインテリアに加えてみるのもおすすめです。ダイソー・Seria・Can Doなどで好みのものを探して購入できます。
スマートフォン用レンズセット
最後にご紹介するのはスマートフォン用の3種類のレンズがセットになったグッズです。クリップ式で使うもので、魚眼・マクロ・広角のレンズが揃っています。
100均で買えるレンズでどんな写真が撮れるのか、考えるだけでも楽しい気分になります。トイカメラとしてバリエーションを広げるためにはおすすめです。ダイソーで購入できます。
まとめ
今回はカメラの性質をおさらいした上で、100均で買えるおすすめのカメラグッズ10選をご紹介してきました。
お手入れ編として
- ブロアー
- マイクロファイバークロス
- レンズクリーナー
持ち運び・保管編として
- プラスチックケース
- 除湿・乾燥剤
- 液晶保護フィルム
- メモリーカードケース
撮影編
- ミニ三脚
- フォトフレーム
- スマートフォン用レンズセット
これらのカメラグッズはどれもカメラを大切に楽しむ上で役に立つものです。カメラ屋さんや家電量販店などで全て揃えると費用はかなり大きくなります。ですが100均で購入すれば1,200円弱で全て揃います。
どれか一つでも参考になったなら嬉しいです。上手に活用しながら末長くカメラライフを楽しんでいきたいですね。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
RICOH GRⅢで撮影する「梅雨の紫陽花」作例で画質を確認!
RICOH GRⅢの購入を考えているけど、実際のところどんな写真が撮れるのかわからない。ちょこちょことGRⅢの作例を見るけど、花を撮影した画像があまり見つからない。モノクロに強いカメラって聞くけどカラーはどうなの!?
そうした悩みや疑問を解消するために、今回はRICOH GRⅢを使用して梅雨の紫陽花を撮影するとどんな写真が撮れるのか、作例を含めてご紹介していきます。良かったら最後までお付き合いくださいね!
GRⅢで紫陽花を撮る!
せっかくGRⅢを手に入れても、天気の悪い日が多い梅雨時期は遠出しての撮影の機会は減少しがちです。ですが、梅雨に入ると日本中街の至る所に紫陽花が咲き始めます。みなさんの側でも紫陽花なら庭先や公園など容易に見つけることができるでしょう。
手に入れたカメラで自分の思い描く良い写真を撮影するには、まずカメラの特徴や機能を理解する必要があります。そしてそのためには説明書やネット記事を検索するよりも、カメラをたくさん触って撮影をしてみることが一番の近道になります。
GRⅢと梅雨空は相性が良い
GRⅢはコンパクトデジタルカメラのカテゴリーに属するカメラです。コンパクトデジタルカメラは一眼レフカメラと比べると小型かつ軽量で、パッと見はさほど本格的なカメラには見えません。
ですがGRⅢは一眼カメラで一般的な、APS-Cセンサー相当の大型イメージセンサーを搭載しています。イメージセンサーは大きさに比例して内包できる情報量が増えるので、この大型センサーによってGRⅢの画質の良さは支えられています。
また搭載されている画像処理エンジン(GR ENGINE 6)の性能向上により、暗い場所の撮影でも美しい撮影を可能としています。その指標となる最高ISO感度は102400と、ハイクオリティな高感度耐性を実現しています。
- 大型イメージセンサー
- 高性能画像処理エンジン
この二つのGRⅢの心臓部があることで、梅雨時の薄暗さの中でも高精細な写真を撮ることを可能としているのです。
GRⅢと花の相性が良い
GRⅢはモノクロ撮影に多く使用されており、モノクロ写真の格好良さは群を抜いています。ですが、花のように緻密で色彩豊かな被写体とも相性が良いカメラです。
マクロ撮影モードをオンにして、通常より花に近づきます。そして取り込む光の量を若干少なめに絞り、ピントを合わせて撮影してみて下さい。
きっとGRⅢが映し出す花の描写が生き生きと感じられるはずです。
GRⅢと紫陽花の相性が良い
GRⅢも他の高級カメラと同様に個性のあるカメラです。個性があるということはどうしても、好きな人とそうでない人とが分かれてくるということです。
ですがGRⅢで梅雨の紫陽花を撮影した写真は、スマートフォンでは撮れなかった表現の花の写真が撮れた初めての経験でした。
明るく爽やかなイメージとは少し違った、やや哀愁を帯びた梅雨の空気の中に紫陽花ブルーが浮かび上がる。そんな写真がGRⅢの持つ個性だと感じています。
GRⅢで撮影した紫陽花の作例!
ここからはGRⅢで梅雨時に撮影した紫陽花の作例を紹介していきます。GRⅢを購入して2ヶ月程度でカメラの専門知識もないままに撮影した写真の作例です。
単体カメラの初心者でも、GRⅢの操作や設定が少しできるだけで撮れる写真です。参考になれば嬉しいです。
作例①
作例の1つ目は5月26日に撮影した、色づき始めたばかりの若い紫陽花です。どこかあどけなさや可愛らしさを感じる紫陽花です。
作例②
作例の2つ目は5月26日に撮影した写真です。淡い色の若い額紫陽花をGRⅢのマクロモードで撮影しています。手前の花にピントが合っていて奥へ向かってボケ感が深まっていきます。
作例③
作例の3つ目は6月8日に撮影した写真です。葉を濡らしている雨の雫と紫陽花を奥の葉の方にピントを合わせ撮影しました。光量を抑えたことで紫陽花と葉の色が濃く浮かび上がり存在感が増しました。
今にもカタツムリが登場しそうな臨場感をGRⅢならではの描写力が引き出してくれています。
作例④
作例の4つ目は6月19日に撮影した写真です。額紫陽花の花びら一枚一枚が絶妙なバランスで重なり、まるで精巧に作られたアクセサリーのようにも思えます。
わずかな色のムラをしっかりと映し出せるのも、GRⅢのすぐれたイメージセンサーと画像処理エンジンのなせる技です。
作例⑤
作例の5つ目は6月19日に撮影した写真です。降り出した雨の水滴が紫陽花の花びらに落ちている様子をマクロ撮影しています。
紫色のグラデーションの色味とうっすらと入る葉脈の模様の描写が薄暗い場所でも力を発揮するGRⅢならではかなと思います。
作例⑥
作例の最後は7月2日に撮影しました。今回ご紹介した6つの作例の中では一番紫陽花らしい紫陽花の写真になっていると思います。
木の隙間から入る陽射しのスポットライトを浴びた紫陽花の花びらが綺麗で、思わずGRⅢをポケットから取り出しシャッターを切りました。
心が動いた瞬間が消えないうちに被写体をとらえる軽快さがGRⅢの最大の長所です。
まとめ
今回は梅雨時にGRⅢで撮影した紫陽花のカラー写真にフォーカスして作例を中心に紹介してきました。スナップシューターと呼ばれるGRⅢは、ポケットサイズの本格カメラとしてすでに多くのユーザーに支持されているカメラです。
特にモノクロ写真の評価が高いカメラですが、私はGRⅢで撮影するカラー写真にも魅力を感じています。「梅雨の紫陽花」という表情豊かな被写体を通してGRⅢの新しい魅力を感じて頂けたら幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
GRⅢで写真撮影に出かける際に用意したいおすすめアクセサリー8選!
ようやくカメラ本体はRICOH GRⅢ/GRⅢxを購入することに決めたけど、撮影に出かける前に他に準備するものって何があるの!?本格的な単体カメラを買うのに慣れていない方は、そんな新たな疑問を抱えているのではないでしょうか。
今回はRICOH GRⅢシリーズ[GRⅢ/GRⅢx]で撮影に出かける前に用意したいアクセサリーのおすすめ8つのアイテムを紹介します。必需品部門とあったらいいな部門に分けてわかりやすく紹介していきますので、良かったら最後までお付き合いくださいね!
目次
GRⅢのカメラ本体の特長
アクセサリーの紹介の前に簡単にGRⅢ/GRⅢxのカメラ本体の特長を押さえていきましょう。必要なアクセサリーを上手に選択するには、購入したカメラ本体の特徴をしっかりと理解することが重要です。
カメラ本体の特徴に沿ってアクセサリーを選択することで、購入した後で「これ要らなかったな〜!」という失敗を予防することができます。自分の撮影に本当に必要なアクセサリーに絞って購入するようにしましょう。
GRⅢは小型で軽量なコンパクトデジタルカメラである
GRⅢ/GRⅢxの最大の魅力は小型で軽量なデジタルカメラであることです。より本格的なカメラを追い求めていくと、どうしてもカメラやレンズが大型化して重くなりがちです。
GRⅢ/GRⅢxは小型で軽量であることで、他のカメラよりも持ち運びの煩わしさというハードルを最小限に押さえています。アクセサリーを選ぶ際も極力このGRⅢ/GRⅢxの長所を消さないように意識しましょう。
GRⅢは本格的なセンサーが搭載されているカメラである
GRⅢ/GRⅢxは小型で軽量なカメラでありながら、APS-Cサイズ相当の本格的なCMOSイメージセンサーを搭載しています。それによってスマートフォンや他のデジタルカメラを圧倒する描写力を実現しています。
GRⅢ/GRⅢxの実力を存分に発揮させるためには、付属品だけでは十分とは言えません。上手にアクセサリーを活用することで、更にGRⅢ/GRⅢxのパフォーマンスを向上させることができます。
GRⅢはアクセサリーが豊富な人気のあるカメラである
RICOH GRシリーズはフィルムカメラの時代の1996年に初代GR1が誕生しています。以来そのPhilosophyを受け継ぐモデルが時代の変化に合わせてリリースされてきました。
これだけの歴史がありファンの多いカメラですから、GR専用に作られたアクセサリーも豊富に販売されています。無駄な装飾を削ぎ落としたデザインのGRⅢ/GRⅢxに、自分ならではのアクセサリーを加えてカスタマイズするのも楽しみの一つです。
<参考サイト>
GRⅢ購入時に含まれる付属品
GRⅢ/GRⅢxを購入した際に含まれる付属品を紹介します。購入後すぐに試しに撮影を行う程度の必需品は揃っています。
- 充電式バッテリー
- USB電源アダプター
- 電源プラグ
- USBケーブル
- ハンドストラップ
<参考サイト>仕様 / RICOH GR III / GR IIIx / デジタルカメラ / 製品 | RICOH IMAGING
GRⅢと一緒に持ち歩きたいアクセサリー8選
ここからいよいよGRⅢ/GRⅢxの購入時の付属品に加えて揃えたいアクセサリーを紹介していきます。まずはこれだけは本格的な撮影に出かける前に揃えておくことをおすすめしたい、必需品部門から紹介します。
必需品部門
1.SDカード
GRⅢ/GRⅢxに搭載されている内蔵メモリは約2GBとなっています。2GBあればJPEGでの試し撮りには充分対応できますが、RAWなどファイル保存形式によっては40枚程度で消費してしまう容量です。
内蔵メモリの2GBは日常使いとして使用するのではなく、SDカードが使用できない際の非常時用として残しておく方が良いです。
GRⅢ/GRⅢxはSD/SDHC/SDXCメモリーカード(SDHC、SDXCメモリーカードはUHS-I規格に対応)が使用できます。早めに64GB・128GB程度のメモリーカードを用意して、不安なく撮影できるようにしておきましょう。
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2.予備バッテリー
GRⅢ/GRⅢxは、バッテリーの消費がとても早いという特徴があります。最大撮影枚数が200枚とされていますが、使用状況によりもっと少なくなります。
旅行など外出先で撮影する際は特に予備バッテリーを準備しておくことをおすすめします。
RICOH GRストアの純正予備バッテリーはこちら↓
RICOH DB-110 充電式リチウムイオンバッテリー 【対応機種: GR IIIx , GRIII , WG-7 , WG-6 , G900シリーズ】
3.ストラップ類
GRⅢ/GRⅢxには黒のハンドストラップが付属品として付いています。ですがそれはとても簡素なものなので、自分好みのものに変更する場合が多いです。
ストラップの種類としては
- ハンドストラップ
- フィンガーストラップ
- ネックストラップ
などがあります。
それぞれに一長一短がありますので、自身の撮影スタイルと嗜好に合わせて選ぶのが良いです。ストラップを使用することで見た目が変わるだけでなく、バッグやポケットからの取り出しやすさを高めたり、撮影中の落下予防にもなりますよ。
RICOH IMAGING STORE はこちら↓
4.クリーニングクロスorブロワー
カメラは精密機器なので小さなホコリに弱いという特徴があります。レンズにホコリや砂などが付着していると、せっかく撮った写真に影響が出てしまいます。
GRⅢ/GRⅢxは高価なカメラですから、撮影の前後には常日頃ホコリ対策をすることが大切です。カメラ用のクリーニングクロスやシュポシュポと風を吹きかけてホコリを飛ばすブロワーを使用することがおすすめです。
5.ケース類
ケース類はGRⅢ/GRⅢxの小型で軽量であるという最大の特徴を考えると、なくても良いのかもしれません。しかし長時間の外出時にGRⅢ/GRⅢxをズボンやアウターに入れっぱなしにしておくことは、自分もカメラも快適ではありません。
ケース類はただ入れ物として考えるのではなく、持ち運びの際に大切なカメラに傷がつくのを防ぐ防護服と考えましょう。ポケットに入れて使用することが多いと想定される方は、ケースではなく、液晶保護フィルムを使用するのも良いでしょう。
あったらいいな部門
1.レンズアダプター
GRⅢ/GRⅢxは純正のレンズアダプターを使用することで、フィルターやコンバージョンレンズが装着できるようになります。フィルターやコンバージョンレンズを使用することで、撮影のバリエーションが拡がります。
2.レンズorフィルター
GRⅢであればアダプターにワイドコンバージョンレンズを装着すると、更に広角な写真が撮影可能になります。GRⅢxではアダプターにテレコンバージョンレンズを装着すると、中望遠レンズの効果が得られます。
アダプターにフィルターを装着することでも、写真に独特の効果を得ることができます。GRⅢ/GRⅢxでは、ブラックミストフィルターを使用して撮影するユーザーも多くいます。フィルターを使用した写真が好きな方は、ぜひチャレンジしてみましょう。
コンバージョンレンズについては、レンズ自体重量がありかさばります。GRⅢ/GRⅢxの小型で軽量という長所を削ることに繋がるので、そのことに留意した上で購入を検討しましょう。
GRⅢのワイドコンバージョンレンズはこちら↓
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GRⅢxのテレコンバージョンレンズはこちら↓
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3.ミニ三脚
GRⅢ/GRⅢxは描写力も高く細かな設定も可能なので、三脚を使用することで本格的な夜景を撮影することも可能です。そして夜景の撮影に限らず、三脚があると自身も被写体として参加したい時にも便利です。
しかし、本格的な三脚は荷物になるのでGRⅢ/GRⅢxとの相性は良くないです。かさばらずにバッグなどに入れられて手軽に持ち歩けるミニ三脚を選ぶのが相性の良い組み合わせです。
まとめ
ここまでRICOH GRⅢシリーズの特徴をおさらいした上で、厳選したおすすめのアクセサリー8種を紹介してきました。
今回ご紹介しきれなかった他のアクセサリーとしては
- ファインダー
- サムグリップ
- レンズキャップ
- マニュアル本
などがあります。
まずは紹介した8種の中で必要最小限なアクセサリーを準備し、そこから更に自分ならではのGRⅢ/GRⅢxにカスタマイズしていくのも楽しいでしょう。
これからもお気に入りのカメラを持って、二度とない大切な一瞬をたくさんカメラに収めてきて下さいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
RICOH GRⅢは初心者にもおすすめの本格カメラだ!
現在はiPhoneなどスマートフォンのカメラ機能を使って写真を撮るのがすっかり一般的になりました。スマートフォンのカメラ機能はガラケーの時代と比べると比較にならないほどに撮影性能が向上しています。
それでも単体のカメラと比べると写真・画像の品質に差があります。息を飲むほどに美しいと思うような写真・画像の多くは、今でも単体のカメラによって撮影されています。
- 普段はスマートフォンを使って写真撮影を楽しんでいるけれど、最近物足りなさを感じ始めている方
- 写真撮影の楽しさを知って、今でも単体のカメラに挑戦してみたいと考えている方
- InstagramやBlogなどのSNSの投稿の際に、他の写真との差をつけたい方
まさにそうした方におすすめのコンパクトデジタルカメラRICOH GRⅢをご紹介します。よかったら最後までお付き合いくださいね!
目次
RICOH GRⅢってどんなカメラなの!?
GRⅢはスマートフォンとは別物の本格的な性能を持ちながら、初心者でも単体カメラの良さを味わうことのできる魅力的なカメラです。そんなGRⅢはどんなカメラなのか詳しくみていきましょう。
GRⅢは理想的なコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)である
単体カメラを大まかにジャンル分けすると
に分けることができます。
GRⅢはコンパクトデジタルカメラのジャンルに該当します。コンパクトデジタルカメラは一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラと比較して、大幅に小型で軽量な特徴があります。
良い写真を撮るためには、カメラを持っている頻度を上げることが大切な条件となります。GRⅢのデニムのポケットに入る小型のサイズ感と軽さは、大きくて重たいカメラを持って歩く面倒臭さという物理的なハードルを大きく下げてくれます。
外形寸法:約109.4(幅)×61.9(高)×33.2(厚)mm(操作部材、突起部を除く)
質量 :約257g(バッテリー、SDメモリーカード含む)、約227g(本体のみ)
<参考サイト> 仕様 / RICOH GR III / GR IIIx / デジタルカメラ / 製品 | RICOH IMAGING
GRⅢは本格的なセンサーを搭載したカメラである
小型で軽量であるという優位性を持つ中で、GRⅢは一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラに匹敵する描写力を持つAPS-Cサイズ相当のCMOSイメージセンサーを搭載しています。
コンパクトデジタルカメラの常識を超えた描写力との呼び声も高く、プロのフォトグラファーや著名人の愛用者も多くおられます。
有効画素数(約2424万画素)やISO感度(ISO100〜102400)といった数字として顕れるスペック以上に、カメラとしての個性ある表現力が多くのファンを魅了する要因となっています。
GRⅢは最強のスナップシューターである
スナップシューターとは、日常の何気ない光景を直観的に軽快に切りとり速やかに記録するカメラやソフトウェアのことを指しています。
GRⅢの持つ強みである
- 小型で軽量
- 立ち上がりが速く、ハイブリッドAFや手ぶれ補正の機能による速写性
- タッチパネル・ダイヤル・レバーなどによる直感的な操作性
という特徴により、最強のスナップシューターという名を冠しています。
GRⅢの種類は!?
GRⅢはRICOHが生み出したGRシリーズの現行モデルとなっています。GRシリーズは外観など軽微な違いに限られるSpecial Editionを除くと、GRⅢとGRⅢxの2機種に分かれています。
GRⅢとGRⅢxとの明確な差は、レンズの違いにあります。レンズが違うことで焦点距離(画角)・サイズ・重量などに違いが生まれています。どちらかが優れているというよりは、特徴の違いを理解しておく必要があります。
GRⅢについて
レンズ:4群6枚(非球面レンズ2枚)
焦点距離:28mm(35mm換算)
クロップ:35mm 50mm
サイズ:約109.4(幅)×61.9(高)×33.2(厚)mm(操作部材、突起部を除く)
重量:約257g(バッテリー、SDメモリーカード含む)
GRⅢはGRⅢxのレンズと比べてやや広角レンズとなっており、より広く被写体を捉えることができます。具体的には、風景写真や街並みをより広く撮影することが可能です。また、より近い撮影距離をとることができるのでマクロ撮影に適性があります。
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GRⅢxについて
レンズ:5群7枚(非球面レンズ2枚)
焦点距離:40mm(35mm換算)
クロップ:50mm 71mm
サイズ:約109.4(幅)×61.9(高)×35.2(厚)mm(操作部材、突起部を除く)
重量:約262g(バッテリー、SDメモリーカード含む)
GRⅢxはGRⅢのレンズと比べてやや狭角(望遠)となっており、より近くに被写体を捉えることができます。具体的にはポートレート撮影や物撮りの際により臨場感をもって撮影することが可能です。またクロップ機能の活用により、中望遠レンズとしての撮影をすることができます。
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カメラ初心者がGRⅢで撮った作例集
GRⅢで撮影した花
GRⅢで撮影したモノクローム写真
GRⅢで撮影した風景写真
カラー編
モノクローム編
GRⅢをカメラ初心者におすすめできる理由とは!?
GRⅢはなぜカメラ初心者におすすめの本格カメラと言えるのでしょうか?その理由に迫っていきましょう。
おすすめできる理由その①
GRⅢをカメラ初心者におすすめできる一つ目の理由は、GRⅢの決定的な強みである携帯性の良さです。カメラ初心者はプロのフォトグラファーと違って、一眼レフのような重たいカメラを持つことに慣れていません。そのため、重たいカメラを持ち歩くことは特別なことになってしまうのです。
何気ない日常から特別な一瞬を写真に切り取るためには、カメラが側にあることがとても重要です。旅行やイベントなど特別な撮影シーンでなくても気楽に持って出られることで、撮影の機会を増やすことができます。
おすすめできる理由その②
GRⅢをカメラ初心者におすすめできる二つ目の理由は、GRⅢのカメラとしてのバランスの良さです。高機能なカメラでありながら、複雑で小難しい操作をしなくても手早く撮影を楽しむことができます。
知識や技術がついてきてからは、細かな設定を調整してカスタマイズを楽しむことも可能です。GRⅢの単焦点カメラならではの楽しさを味わいながら、本格的な撮影や画像編集の基礎を身に付けることができます。
まとめ
ここまでRICOH GRⅢというコンパクトデジタルカメラについて
- GRⅢはどんなカメラなのかの紹介
- GRⅢの現行機種の紹介
- GRⅢで撮影した写真作品の紹介
- GRⅢをカメラ初心者におすすめできる理由の紹介
をしてきました。
単体カメラに興味を持っても、初めはカメラの選択肢が多すぎて圧倒されます。そしてカタログや記事などを調べてみても、専門的すぎて感覚的なイメージが湧かない時もあります。この記事を読んで少しでもGRⅢというカメラの特徴や魅力が伝わり、身近に感じていただけたなら幸いです。
現在の日常のありふれた景色は、二度とない大切な人生の1ページです。その瞬間を切り取り写真にすることで、未来に残すことができます。何気なく撮った1枚の写真が、自分自身や大切な人を勇気づける貴重な写真になるかもしれません。これからも自分らしいカメラとの付き合い方で、お気に入りの写真をたくさん撮ってくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!